
「訪問歯科診療」について
歯科医師がご自宅や介護施設・病院を訪問して歯科治療を行うサービスです。身体に障がいがあったり、病気を持っていたり、寝たきり、認知症の方、歩行困難な方など通院できない方が対象です。寝たきりで満足にお食事を取れない方、病気で動けない方などのためにQOLの向上を目指した口腔ケアも行っています。
訪問診療範囲
昭和区、瑞穂区、天白区、緑区の一部を中心として当院より16キロ圏内(遠方の場合は要相談)
訪問診療日
月曜、火曜、水曜、木曜(月1〜2回 嚥下内視鏡検査、経口維持(移行)カンファレンスなど)、金曜、土曜(月1〜2回)
診療内容
歯科治療、口腔ケア
摂食・嚥下リハビリテーション
訪問診療のお申し込み方法
訪問歯科診療をご希望の方は、当院ホームページから申込書をダウンロード・印刷・記載してファックス(fax:052-835-3567)または訪問当日にお渡しください。無料訪問歯科検診(名古屋市 在宅ねたきり者検診)、訪問歯科診療(虫歯、義歯治療など)、定期的な口腔ケア、摂食嚥下障害の診査およびリハビリに対応しています。

訪問診療の流れ
Step1 依頼
患者さん、ご家族の方から直接当院にお電話いただくか。ケアマネージャー、医師、訪問看護師さんなどからご依頼ください(申込書やStep02、診療情報提供などをファックスかメールで送ってください。ページ下部に記載してある「ご用意していただくもの」「あると良い書類」も事前にいただけるとスムーズです)
Step2 日程調整
急性の症状がある場合は、できるだけ早く往診します。通常は担当の歯科衛生士からお電話で訪問の日程調整をします。
Step3 初診
まず、口腔内や嚥下機能の簡単な審査を行い、療養環境などをチェックして他の職種と情報交換をします。介護保険や医療保険を利用します。名古屋市ねたきり者訪問歯科検診制度を用いることもあります。
Step4 治療
虫歯や義歯、抜歯などの治療は、歯科医師と歯科衛生士や助手が伺って行います。
Step5 口腔ケア・摂食嚥下リハビリ
口腔ケア、介護者への指導、嚥下障害のある方のリハビリは、歯科衛生士が伺って行います。
■ご用意していただくもの
保険証・介護保険証・介護割合負担証・特定疾患認定証・医療券(生活保護等)・情報提供書類(障がい証・血液データ等)
■療養環境把握のためにあると良い書類
-
お薬手帳
-
ケアマネ等の連絡リストなど(各サービスや主治医の連絡先、全身状態などを確認します)
-
サービス日程表など(他のサービスが入っている日程によって訪問日程を組みます)
摂食嚥下リハビリテーションの流れ
Step1 必要性の判断
訪問歯科診療時の診査や食事の状況などから必要と思われる場合。
ケアマネ、医師、訪問看護師さんなどからの依頼がある場合。
Step2 スクリーニング検査
口腔、咽頭機能、RSST、MWSTなどの簡易スクリーニングをします。ネブライザー を用いた咳反射テストなどもできます。
Step3 嚥下内視鏡検査
嚥下内視鏡検査は必要に応じて実施します。実施の際はご家族等に必ず承諾を得ます。歯科医師、歯科衛生士、栄養士、言語聴覚士、ケアマネなど連携している他職種みんなで日程を調整し、検査を行います。
Step4 口腔ケア、摂食嚥下リア、栄養指導、理学療法など
口腔ケアだけでなく姿勢の維持や食形態などさまざまな観点について多職種で話し合います。経済面や医療、介護の状況を考えた上でリハビリテーションの計画を立てます。
診療時間
休診日:日・祝



アクセス
地下鉄鶴舞線「いりなか駅」2番出口より徒歩3分
【駐車場】10台完備
